今となっては、非常に人気が出ているバーチャルYouTuber、通称VTuberですがほんの二年ほど前には友達との会話に出てくることはなかったですよねw
にもかかわらず、ここまで人気になった理由は何かあるだろうということで探っていきたい。
人気になった経緯を個人的に思うYouTubeと時代の背景からみていこう。
- COOL JAPANの浸透
- 個人の時代を謳うものの増加
- アニメ文化の一般化
- LGBTの問題視
- スマホ利用の増加
- 「ながら」スマホの社会問題
- ネット依存の問題視
- youtuberのテレビ出演
- youtuberのyoutubeライブの利用の少なさ
- youtube広告の増加
- オリンピックの日本の閉会式でのAR技術
- りんな、Siriなどが知れ渡る
特に下線部のところを注目してもらいたい。ワンピースや進撃の巨人などの大ヒット以降にアニメが非常に広まった。これによって、二次元のものが非常に流行したように思う。この後、りんなやSiriが知れ渡ると急激にAIという言葉が浸透した。ここでキズナアイさんが、AIとAnimationを融合したような映像を出したことが非常にでかい。動画ではキズナアイさんが何者なのかを判断できないからはじめは、
「AIってなに?でもこえがきこえるよね?アニメみたいだし…」
と思った人も多いのではないかと思う。
「でもなんかすごい!」
これが一番、なんとなく今でいう『エモさ』だったのだろう。さらにゲームの垂れ流しぐらいしかなかったyoutube生放送に、電脳少女シロさんやミライアカリさんの、生放送にも特化した、「未来感のある彼女たちといっしょ過ごす、私の日常」というような雰囲気や、のらきゃっとさんは可愛く、みゅみゅさんは毒があるけど、「とてつもない未来感」を感じる存在が人気になったことがVTuberの発展につながったに違いない。さらにさらに、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんの可愛さ、輝夜月さんの元気いっぱいの感じ、酒焼き天使と童貞大魔王こと、ぜったい天使くるみちゃんとあっくん大魔王の最強コラボ、にじさんじの月ノ美兎さんのキモオタを超えた圧倒的語彙力、そして鳩羽つぐさんの圧倒的世界観など、まだまだいますがこのような方々が多種多様な世界線を構築したことがVTuberの魅力を生み出したと断言できる。
ここで高校生や大学生に人気になったことにも焦点を当てたい。私の場合は電車移動のときや寝る前に見るときが非常に多かった。今までならこの時間にボカロを聞いたり、スマホゲームをするなどみんなが違うことをしている感覚だったけれど、VTuberを見ていると、みんなと対話をしているような感覚が非常にあった。これはもしかすると2chやニコニコ動画のコメント近いのかもしれない。うまく言えないが、自分たちで作り出していく集団としての人格だと思った。私たちだけのオリジナリティのような新しさを感じた。またさらに、彼らの魅力は、彼らがすばらしい造る技術を持っているというのが目に見えて分かることだ。このように私たちが、彼らに対する尊敬を持ったり、彼らのようになりたいという憧れを持ったことも人気になった秘訣かもしれない。
私が思うVTuberの人気は、前文のことが理由です。しかしもっと面白いのはVTuberを動かす組織または個人です。
技術者(物語構成者なども含む)、デザイナー、視聴者の三つの視点が交差するとき面白いもの、または新しいものができているように私は感じました。必ずしも三人が必要なわけではなく、VTuberでうまくいっている人の特徴がこれだと思いました。特にこの関係性がVTuberは初音ミクさんよりわかりやすかったのかもしれません。
日本から発展しているものなので皆さんで応援していきたいですね。
最後まで見ていただきありがとうございました。
みなさんに幸福が訪れることを願います。