天気の子が最近上映されたということで話題なのだが、他の作品もぜひとも見てほしい。というか見てくれ。見てない人は損しているぞ。。。どの作品に関しても、時代性、男女間の恋模様、人間の距離感、建築物の美しさ、機械の親和性を感じることができ、私たちを安らかに包み込み、優雅な自然(機械や建物も含む)を堪能することができる。
雨も乙なモンデスナー
私の独断と偏見で勝手に好きな順でランキングを作成したいと思う。
※どの作品も個人的に好きなので順位にはあまり意味ないです。
と、、、その前に、
ランキング見ちゃう前にこのサイトは見とけよ!特にこのサイトのプロフィールの所にマシン環境について書かれているのが楽しいから!!!
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ではさっそく
- 1位:初期制作作品
- 2位:あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした
- 3位:どれほどの速さで生きれば、君にまた会えるのか。
- 4位:究極の自主制作アニメ
- 5位:セカイの秘密と愛
- 6位:”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり
- 7位:まだ会ったことのない君を、探している
- 8位:完全個人のモノクロアニメーション
- 9位:それは”さよなら”を言うための旅
1位:初期制作作品
「遠い世界」
ほぼ手書きでわずか2週間程度で書いたという…この作品を見ると、なるほど今の新海誠の根幹はここだなと知ることができる。しかもジムノペディだぜ…イカシテやがる…音楽に合わせた映像変化、建築物や機械の変態的写実にアニメを合わせる…イケメンか…!?
2位:あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした
「雲のむこう、約束の場所」
日本のもう一つの戦後を描いた作品であり、個人的に一番印象的だった。SFとして非常に面白く、荒廃した世界観と美しく整えられた都市の風景もイイ…あとバイオリンが非常に美しく、飛行機を操縦しているときとプログラミングをしている様がほんとかっこいい…
3位:どれほどの速さで生きれば、君にまた会えるのか。
「秒速五センチメートル」
こんなにも切ないのに、なぜか共感してしまうあの感じは何なのだろうか?そして速度だけと言っていいほど、淡々と描かれてゆくのが見ていて歯がゆく、悲しくなる。春の桜が舞うスピード、電車の動くスピード、大人になるスピード…あと少しで届きそうな彼らの距離感が辛い。それでも、現実のありふれた風景が見た後には美しく感じるのはなぜだろうか。
あとこの曲が本当に好きになった。↓
4位:究極の自主制作アニメ
「ほしのこえ」
このアニメは宇宙と地上にわかたれた少年少女の超遠距離恋愛を描いたSFロボットアニメなのだが、このクオリティーをほぼ自分だけでやるってどういうことだってばよ…なんだこのヌルヌル動くロボットは…しかも声もやっているだと…!?
5位:セカイの秘密と愛
「天気の子」
大切な何かを自分が失っていないか、大切なものを見逃していないか。天気と人間はどのように向き合うのか。大人たちは子供に問題を突きつけるだけなのか。
あと雨の描写が凄すぎるのはもちろん、光であったり、建築への造詣やアングラ感や立体感が抜群だった。そしてインスタント食品やファストフードはやはりどんな状況でもうまいに違いない。ぜひとも見てほしい。
6位:”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり
「言の葉の庭」
雨の日だけの逢瀬が彼らの関係の冷たさや美しさを描いていて、なんというか非常に調和のとれた感じがたまらない。天気の子の前に見ておくと絶対楽しめると思う。
雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り
雨も降らぬか 君を留めむ
これすき。
7位:まだ会ったことのない君を、探している
「君の名は。」
彗星が非常に美しく、残酷な光を輝かしている。そして田舎に住む少年少女の願いを組み込んだかような本当に美しい東京の姿が描かれていて気持ちがいい。さらにRADWIMPSの音楽が絶妙だった。入れ替わりとタイムリープをうまく繋ぎ合わせていて非常に面白い。そんなことより三葉カワ(・∀・)イイ!!
8位:完全個人のモノクロアニメーション
「彼女と彼女の猫」
吾輩は猫である。
どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも、薄暗い雨の日に女に拾われたことだけは記憶している。この時妙な気持ちを感じたことを今でも覚えている。それから暫く、吾輩は母のようにやさしく恋人のように美しい彼女を好きになっていたのである。
9位:それは”さよなら”を言うための旅
「星を追う子ども」
死の喪失を受け入れることは誰にとっても難しく、生を全うすることも難しい。そんな人生で何を発見し、何を知りたいかということを自身を問い直すことのできる作品だ。
そのほかに「だれかのまなざし」「笑顔」「猫の集会」もいいですね。↓のやつは「だれかのまなざし」の主題歌。
本当に面白い作品が多いのでぜひ見てほしいですね。また次の作品も期待しちゃうなあ。楽しみになっちゃう。新海誠監督について知りたくなったひとはいろんな記事や本人のtwitterで見れますね。
天気の子もぜひ見てね。