和歌山県を存分に満喫してみたいと理由から, 二泊三日で旅行をしてきました. 行ったところは主に
①白浜、串本
②那智、太地
③高野山
この三つの所を目標としながら旅をしたのですが...
めちゃくちゃ歩きました... ホントめっちゃ歩いたw
でもでも移動の一つでさえ, 非常に印象的でワクワクした. 移動手段は電車やバスを利用したりしていたけど, 昔の人間はどうだったのかと想起させるような. 自分の審美眼が磨かれるような. 一つの景色の奥行に無限の広がりを感じるような. そんな不思議な空気を感じる素晴らしい場所がたくさんあった.
まずは白浜, 串本編を書いていく.
最初に白浜駅から, アドベンチャーワールドにも目をくれず, バスで数十分ほどの白浜海水浴場を目指した.
白浜海水浴場
そこに到着するとこんな感じ👇
うわあああ
ウェミダー!!!!
天気もなかなか良くて, 海もとても透き通っていた. 観光地ということもあり, 人が多かった. 近くのホテルからの景色とか絶対最高やんけって思った. あと普通に歩いていると, ちょこちょこ足湯があった.
あ, そういえばこの近くに白浜エネルギーランドというのがあったな... 入ってないけど...
円月島
次に少し移動したところに円月島が. ぽっかりと真ん中が丸い円の形になっていて, ここにちょうど夕日がすっぽり入ってしまうらしい. ぜひともその写真を撮りたかったわけだが, 時間帯的に厳しかったので断念....
(´;ω;`)
そして、グラスボートに乗って海の中をのぞいたり, 円月島の近場まで行って楽しめます.🔹🔹
南方熊楠記念館
そしてさらにもっと歩いたところに南方熊楠記念館が. ここに一番来たかった.
www.minakatakumagusu-kinenkan.jp
まず出迎えてくれるのが, 昭和天皇が南方熊楠に向けて書いたモノで, 非常に感慨深い. ちなみにこの場所に来るまで, 結構な自然の中の公園を散歩すると到着します. この公園の雰囲気がまた最高だった...👇こんな感じのとこ
自然の中には熊楠の「十二支考」にちなんだ木彫りの動物たちも発見することもできます.
ちなみに南方熊楠とは…
東京大学中退後、米英で遊学したのち、様々な言語の文献から多くの論文を世界に発表した。主に生物学だが、民俗学や人文学や宗教や天文学に至るまで、様々な重要な業績を起こしてきた人物である。また「ecology」という言葉を広めたエコロジストの先駆者である。そして、孫文や柳田国男や昭和天皇とも交流があるという…12歳の時には「和漢三才図絵」「大和本草」「本草網目」のコピペを本気で取り組むという…
館内に入ると物凄く綺麗で, エントランスも綺麗だった. そして二階へと昇ると, とてつもなく長い履歴書があり, その奥に展示室があり彼の生涯を知ることができ, 顕微鏡で粘菌を見ることもできた. この展示室の自然的な音や柱の一つ一つに葉っぱをモチーフにした模様が描かれていたのも良かった. そして陰陽が綺麗.
そして螺旋状の階段を上ると展望デッキがありその景色もまた最高. 円月島や海や熊楠が守った神島が見え, この建物自体が粘菌のような曲線で美しい…ホントいい場所.
この近くに京都大学の水族館もあるので時間がある人はそこも立ち寄るといい. なかなか見られない魚たちに出会えます.
千畳敷
どのようにするとこんな不思議な形が作られるのが疑問なのだが, 打ち寄せる荒波に浸食されることでできるらしい. すげえな. 太平洋側の特徴かもしれない.
また下の画像では, 岩盤の上に書くという行為はひどく古代的で, 非常に文化的で, 荒波がきた後は, 跡形もなくなる...なんて思うと滅茶苦茶文化的だとある種の感動を感じた.
串本
駅にもエルトゥールル号のがあってすげ.
潮岬灯台やトルコ記念館もぜひぜひ行きましょう. 写真を忘れていたけど, 夕日がものすごくきれいだった. トルコとの友好関係が分かるのもなんかいい感じ.
これはホテルから見てるけど, 橋杭岩で, なんかすげえ...神秘的.
串本で食べたお魚がめっちゃうまかった... あれはまた食べたい.
白浜, 串本と見ていったけど, どの場所もほんと景色が壮観だった. 個人的に南方熊楠記念館に行けたのがホントうれしかった.
👇次の記事